だしのひと手間|かつおと昆布の一番だしの取り方

<材料> 出来上がり:約900cc分

〇 水:1リットル

〇 昆布:10g(1%)

〇 かつお花削り:20g(2%)

<作り方>

  1. 昆布は分量の水に、10分以上浸す。
  2. そのまま鍋に移し、弱火で約10分煮出す。(60℃。小さな泡がフツフツと出るくらいの火加減)
  3. 昆布を取り出し、アクを取りながら、沸騰させる。
  4. 火を止め、80度まで冷まし(差し水でもOK)、かつお節を加える。
  5. 1~2分してかつお節が沈んだら、アクを取り除き、ペーパータオルで濾す。

だしのひと手間|かつおと昆布の二番だしの取り方

<材料>

〇 水:1リットル

〇 一番だしをとった後の昆布とかつお節:1回分

〇 かつお 花削り:10g(1%)⇒ 一番だしの半分

<作り方>

  1. 鍋に水と一番だしを取った後の「かつお節と昆布」を入れ、弱・中火で約10分煮出す。
    (沸騰させないように小さな泡がフツフツと出るくらいの火加減で (80℃))
  2. 火を止めて、新しい「かつお 花削り」を加える(追いかつお)
  3. 2~3分して「かつお 花削り」が沈んだら、アクを取り除き、ペーパータオルで濾す。

昆布は万能だし

昆布は、一番の万能だしです。素材のうま味を上手く引き出し、バランスよく調和させます。
ご家庭でも、うまくご活用いただければ、味わいがワンランクアップします (^_^) 店主たかはし

だしのひと手間|干し椎茸だしの取り方

<特徴>
・香りのある濃厚なだしがとれます
・傘が丸く(開ききっていない)、肉厚なものは「どんこ(天白・茶花・小粒どんこ)」と呼ばれ、干し椎茸の中でも最高級とされています。傘が七分開きのものは、「香信(しっぽく・荒れ葉)」と呼ばれます
・グアニル酸(三大うま味成分の一つ)が豊富に含まれ、干すことによって、うま味がより強くなります(約10倍)
・ビタミンD(美肌と骨を守る)、食物繊維(便秘の予防・解消)、レンチナン(抗がん期待の成分)、エリタデニン(コレステロール値・血圧を下げる)、カリウム(ナトリウムの排出を促す)などの栄養成分も含まれています

<用途>
・伝統的な精進料理
・野菜(根菜)料理や豆類・豆腐料理などに
・昆布だしと合わせて、よく使われます

<良品の見分け方>
・傘表面に艶があり、シワがなめらかで少ない
・内側のヒダがきれいな淡い黄色

<だしの取り方>
・水・・・1ℓ
・椎茸・・・30g(水に対し3%)

1⃣ 表面のホコリを軽く叩いて落とす
2⃣ 水に浸ける(冷水で3時間) ※時短の場合は、冷水で1時間
3⃣ 中火にかけ、沸騰させる
4⃣ 沸騰後、弱火にして、アクを取りながら煮出す(2-3分)
5⃣ 濾して、出来上がり

・水出しだけでもおいしいですが、煮出すことでより濃厚なおだしになります
・保管方法:湿気と酸化を抑えるため、密閉容器に入れ、冷凍保管をおすすめします。ご使用前に1時間程度、室温で戻してください